14/05/28 13:55:25.29 6pMKrRLY0
必要以上に不安視する人間や、被害感情をむき出しにしている人間、
煽っている人間はいて、ヒステリーもありはするだろう。
しかし、現在の制御技術や人類の民度では原発を安全稼動し続けることはできないことが証明された。
よって、どんなに満ち足りた幸せな生活をおくったとしても生活圏に原発がある限り、
その幸せすべてを一瞬で失う危険性が常にあるということになる。
健康、仕事、不動産、思い出、絆、その場所にある何もかもを否応なく一瞬で失う。
その危険性を感じながら生きることは大きなストレスとなり、
一部の者の利益や、規模縮小&代替可能であるエネルギーのコスト削減のために、
そのストレスを皆が受け入れるべきなどと言うのは笑止千万。
原発が生活圏にある限り、
一生、意識の片隅でおびえながら生活しなければならないことは、
すべての原発を撤廃する十分な理由になっている。
原発はその影響圏のすべての人間にストレスを与えつづける、最悪の不幸装置だろう。
福島の事故は西からの風向きでほとんどが太平洋や太平洋上空に流れて助かったが、
これがもし東からの風で、日本横断するように拡散していたらどうなっていたか。
東京、名古屋、大阪など日本列島の主要都市部を横断していくような感じだったら、
それらの都市部に人は住めなくなり、そこにあるすべての不動産価値や機能は失われ、本当に日本は終わっていて、
中国や東南アジアに土下座して何千万人と移民するしかなくなっていただろう。
一気に途上国の仲間入りだ。日本は国土面積の割りに人が多いのだから、国の中で移動できる量なんて限られている。
日本国民の生活は戦後直後に巻き戻り、ド貧乏から1からやり直しの生活を今頃余儀なくされていた。
そんな信じられないほどの破滅が福島への風向き次第だった。恐ろしすぎる。
貴重な国土のほとんどを数日で使い物にさせなくしてしまう原発事故。
一部のものの大きな利権やわずかな国民利益を実現するための装置である原発は、
国そのものを一瞬で破壊してしまう最悪の破滅装置。