14/05/28 10:59:12.17 0
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月曜日は憤懣本舗。
今回は給食についてです。
たとえば26日の給食を見てみますと、ごはんとおかずが分かれていて、おかずはアジフライや野菜、おいもなどです。
バランスのいいおかずになってます。
ごはんは暖かいのですが、おかずは冷たくなっています。
このスタイルの給食について、きょうもこの給食を食べた中学生が、憤懣やるかたなしです。
今月、憤懣本舗に届いた1通のFAX。
送ってきたのは、大阪市内の公立中学に通う1年生の男子生徒です。
「給食がとてもおいしくありません。1度、抜き打ち取材してみて下さい」
早速、取材班はFAXを送ってきた生徒たちに直接会って、話を聞くことにしました。
<男子生徒・中学1年>
「おいしくないです」
(Q.どんな風においしくない?)
「ものが冷たくて、パサパサで」
<男子生徒・中学1年>
「4割の人が残しているんじゃないでしょうかね」
クラスのほとんどの生徒が、学校の給食に不満を持っているといいます。
橋下市長が目指す中学校の完全給食。
これまでは、お弁当を持参するか給食かの選択制でしたが、この春から中学1年生を対象に全員給食に切り替えました。 1食およそ500円。
このうち、食材費分の300円が保護者の負担で、再来年度までに全学年に拡大する方針です。
<大阪市 橋下徹市長・去年12月>
「子どもの好みを軸に考えるのではなく、まずは栄養。栄養管理の行き届いた昼食を、子どものすききらいに関わらず、全員に食べてもらう」
栄養バランスを考えての全員給食導入でしたが、なぜ、不評なのでしょうか。
<男子生徒・中学1年>
「めっちゃ、おなかすく」
(Q.おなかすいた時はどうする?)
<男子生徒・中学1年>
「がまんする、お代わりはあかん、量がない。休んでいる人の分もたべたらあかん」
まず、食べ盛りの中学生にとっては、量が少ないといいます。
給食の献立は文科省のマニュアルに基づいて、1食およそ800キロカロリーに設定。
ただ、大阪市では男女に関係なく同じ量で、お代わりができないのです。 さらに…
<男子生徒・中学1年>
「普通に冷たい」
<男子生徒・中学1年>
「冷えているんじゃなくて、おかず自体が冷たい」
「給食が冷たい」というのも原因のようです。
実は大阪市は校内で給食を作るのではなく、お弁当業者が作った給食を各学校に運ぶ、デリバリー方式を採用しています。
このため、衛生上の理由から生徒が食べる直前まで、学校の冷蔵庫で10度以下で保存されているのです。
<男子生徒・中学1年>
「ビーフシチューとか普通、暖かいじゃないですか。冷たかったらまずくなる。長所を失っている」
保護者も複雑です。
今は選択制となっている、中学3年の長男を持つ岡村さん。
給食そのものには賛成の立場です。
<中学3年生の長男を持つ 岡村早利さん>
「給食が始まったときは、私も楽ができるし、おいしいのかなとか栄養をちゃんと考えてくれているのかなとか期待してました」
当初は給食を選択していましたが、長男の要望で今では毎朝、お弁当を作っています。
<中学3年生の長男を持つ 岡村早利さん>
「子どもがあんまり満足していないようなので、お弁当を作ってあげようかなと。その辺、もっと改善できないのかなと思いますね」
こうした給食への不満に、作る側も頭を痛めています・・・(続きは本サイトで)