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【経済】 「淡路島をアニメの島に」 テーマパーク計画始動、
「5Dシアター」や劇場など…パソナの計画を採用、2017年開業へ
★ 淡路島を“アニメの島”に―テーマパーク計画 “5Dシアター”や劇場など 17年開業目指す
“くにうみ”の島といわれる淡路島に漫画とアニメのテーマパークを建設する計画がスタートする。
兵庫県が同島の北部にある県立淡路島公園(同県淡路市)の活性化策を公募したところ
人材派遣大手、パソナグループ(南部靖之代表)の「淡路マンガ・アニメアイランド」計画が選ばれたのだ。
人気の日本アニメ、漫画を集めてハイテク映像を駆使したアトラクションなどを展開。大阪市内の
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンと海をはさんで向き合う娯楽ゾーンにしたいと意欲を見せる。
経済産業省も期待するクールジャパン“おもてなし”戦略の新たな目玉となるか-。
同公園は昭和60年に島の丘陵地帯に開園したが来場者は年間約200万人程度にとどまっている。
このため県が同公園87ヘクタールのうち4・3ヘクタールを対象に活性化策を公募した。
「淡路マンガ・アニメアイランド」計画では日本のアニメと漫画をテーマに立体(3D)映像に加え
風やにおい、振動まで体感できる5Dシアターをはじめアニメ映画や漫画のミュージカル、
演劇などが楽しめるシアター(劇場)、映像が楽しめるレストランなどを建設。幅広く漫画や
アニメの原画や関連グッズを集めて展示、販売する。
「くにうみの島」をイメージした卵形のミュージアム棟やショップ棟、エントランス(玄関施設)など
計5つの建物を新設。国内外から年間500万人の来場を想定しており、平成29年中の開業をめざしている。
コンテンツ(情報内容)の検討や版権交渉などはこれからだが、「鉄腕アトム」や「宇宙戦艦ヤマト」
「ポケットモンスター」など日本を代表するアニメ作品やキャラクターに出会えるテーマパークとしてアピールしたいという。
パソナではすでに「鉄腕アトム」など手塚作品の版権を管理する手塚プロダクション(東京)の
関係者らを同島に招いたり、人気漫画の原作者らに協力を要請しており、世代を超えて楽しめる
ハイテク公園にしたい意向だ。(>>2へ続く)
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