14/05/21 00:27:36.86 0
彷徨う“未婚40代非正規”の鬱々たる現実
負のスパイラルから抜け出す糸口は職場にある
URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)
非正規労働者の相対的貧困率は、若年男性(25~34歳)では23.3%と5人に1人であるのに対し、
壮年男性(35歳~44歳)では3人に1人(31.5%)、
配偶者のいない女性ではさらに増え、2人に1人(51.7%)に上ることがわかった―。
これは先日、独立行政法人労働政策研究・研修機構が行った
「壮年非正規労働者の仕事と生活に関する研究」で明らかになったことである。
就職氷河期に、学校を卒業した人たちが40歳前後となった。
40になれば、親も高齢になり、若い世代とは、違う問題があるに違いない―。
そんなリサーチクエスチョンのもと、「ミドルの非正規社員」にスポットを当てた調査を、労研が実施したのだ。
就職氷河期に、学校を卒業した人たちが40歳前後となった。40になれば、親も高齢になり、
若い世代とは、違う問題があるに違いない―。そんなリサーチクエスチョンのもと、
「ミドルの非正規社員」にスポットを当てた調査を、労研が実施したのだ。
「今はまだ、母の面倒を見なきゃならないんで、なんとかなってますけど。自分1人になったら……ヤバいなぁって思うんです」
昨年夏、元女性歌手の転落死に関する報道が問題になったとき、非正規で働く40代の男性に、
こう打ち明けられたことがある。おそらく彼にとって、この報道は、“ヤバい”と感じずにはいられないモノ
だったのだろう(この問題について知りたい方は、「転落死 報道違反」などでググれば出てきます)。
厳しい就活を乗り越え、正社員として雇用された彼は、2度のリストラにあったのち、
非正規社員として働いていた。最初の会社では事業縮小で、所属部署が消滅。
会社の紹介で転職した会社では、1年後に買収され、再びリストラされた。
そして、製造業関連会社の非正規社員になったのである。
「助けて」と言えずに孤独死する、就職氷河期のフリーターの人たちの存在が問題視されたことがあったが、
彼のように、スタートが正社員であっても、厳しい状況に追い込まれた人たちもいる。
35~44歳までの非正規労働者は(既婚女性を除く)、2002年の51万人から2012年の104万人と、
10年間で倍増(総務省「労働力調査(詳細集計)」参照)。
最近は、非正規の正社員化を進める企業も増えてきたが、40前後の非正規の人たちは、
少々置き去りにされている感も否めない。今後、増え続ける可能性が高いにも関わらず、だ。
そこで今回は、「彷徨う40代の非正規社員」について、考えてみようと思う。
「40過ぎて正社員採用してくれる会社ってないんです。募集要項には、
そんなことは書いていない。でも、明らかに無理。何度、面接に行っても落とされる。
連敗が続くと、『生きてる価値ないぞ』って言われているみたいで。
そんな中で、『非正規でよければ、来ませんか?』って言ってくれたのが今の会社です。
生活もかなり厳しくなっていたんで、お世話になることにしました」・・・「やっぱり正社員になりたいですよ。
でも、『あきらめるしかない』かなって。うん、あきらめるしかないなって。まるで底なし沼にいるようで。
あがけばあがくほど、沈んでいく。そういう自分しかイメージできないんです。世の中、なんやかんやいっても仕事。
40過ぎて、母親と2人暮らしで非正規だと、世間はまともな職につけない、
どうしようもない『パラサイト中年』だっていう目で見ます。『しっかりしなさいよ』とか、『お母さんも心配してるぞ』とか周りから言われると、相当キツイ」
「すると、だんだんと人と関わりたくなくなってくるんです。友だち? そんなものいません。
同級生にも会いたくないし、昔の会社の同僚とも連絡はとらない。人と会えば会うだけ、
他人が妬ましくなる。だから会わない。今は、母の面倒を見なければならないんで、なんとかなってますけど、
1人になったらヤバいです。さびしいとか、そういうんじゃなくて。孤独感というより、疎外感に近いかな。
すみません。暗い話で。ネガティブ過ぎて自分が怖いですよ」
(中略)
ちなみに、この男性は結婚していない。5年ほど前に父親が他界し、母親と同居を始めたそうだ。
一度つまずくと負のスパイラルに入り込んでしまう・・・(中略)
★1の日時:2014/05/20(火) 19:32:10.65
スレリンク(newsplus板)