14/05/20 12:15:56.75 0
本音は隠しようがないということでしょう。
自民党の石破茂幹事長が17、18日のテレビ番組で、武力行使を伴う多国籍軍への
将来的な自衛隊参加に言及したことです。「日本だけが(多国籍軍に)参加しないというのは、
国民の意識が何年かたって変わった時、変わるかもしれない」などと明言しました。
多国籍軍参加は必然
安倍晋三首相が集団的自衛権の憲法解釈見直しの検討を表明した記者会見(15日)で
「自衛隊が武力行使を目的として湾岸戦争やイラク戦争での戦闘に参加することはこれからも決してない」と公言した直後、それを覆すに等しい発言です。
石破氏の発言は、安倍首相の記者会見が国民に対する欺瞞(ぎまん)であったことを改めて証明しました。
同時に、集団的自衛権の行使をいったん認めれば、際限のない海外での武力行使に道を開く危険をあらわにしました。
際限のない海外での武力行使の危険は、集団的自衛権を認める理屈の上からも、実態の上からも必然的です。
集団的自衛権とは、日本が武力攻撃を受けていないのに、「他国防衛」を理由に海外での武力行使を認めるものです。
集団的自衛権の行使を認めるということは、海外での武力行使を禁じた憲法上の歯止めを外すことです。
首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)の報告書は、
集団的自衛権の行使について「我が国の安全に重大な影響を及ぼす可能性がある」場合を発動要件にしています。
そうした場合に該当するかどうかの判断基準としては「日米同盟の信頼が著しく傷つきその抑止力が大きく損なわれ得るか」を挙げています。
URLリンク(www.jcp.or.jp)