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（８）自衛隊員やその家族も、本心では、安倍「解釈改憲」に反対していることでしょう。
というのは、
アメリカ兵の中には、殺す必要のない殺戮に手を貸したこと、大義のない戦争の加害者になっていることに、ひどく苦しんでいる者らがありますし、
また、アメリカ兵に戦死者、負傷者、心の疾患等で苦しんでいる者らがあるのですから、
日本が集団的自衛権を行使して、自衛隊（員）が戦争の最前線に派兵されれば、
同様に苦しみ、あるいは被害を受けることは当然予想されるからです。
（９）安倍首相をはじめ国会議員で「解釈改憲」を肯定する者は、戦地に行き死の恐怖を感じるわけでもありません。
その家族もそうです。
だから、平然と、「解釈改憲」を肯定できるのです。
（１０）もちろん、日本は集団的自衛権を行使すれば、戦争当事者になるので、日本の本土が武力攻撃される可能性ががこれまでの後方支援をしてきたよりも高まります。
その場合には、自衛隊員だけが被害者になるわけではありません。
しかし、「解釈改憲」を肯定する国会議員は、その可能性はまだまだ小さいと判断しているのでしょう。
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