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来日4年余で漢検1級…米国人が漢字の魅力発信
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読売新聞 2014年05月16日 16時48分
浜松市に住む米ニュージャージー州出身のブレット・メイヤーさん(32)
が漢字の奥深さを発信している。
日本のアニメで漢字に興味を持ち、来日4年9か月で日本漢字能力検定(漢
検)1級を取得。ラジオで日本人顔負けの知識を披露し、影響を受けて漢検に
挑戦する主婦、日本語学習の参考にする来日外国人もいる。
12日、静岡エフエム放送(浜松市)の朝の情報生番組で、メイヤーさんは
「選」という漢字の成り立ちなどを解説した。「『選』の中の己は人、共は舞
台。オーディションを想像してみて。ステージ上で踊るダンサーから、うまい
人を選ぶという形です」。午後にサッカーワールドカップ代表が発表されるた
め、この日の漢字に取り上げた。
スタジオでは手書きの図を使い、番組司会者に滑らかな日本語で説明してい
く。昨年4月から週1回出演しており、静岡エフエムによると、昨年の番組の
聴取率は局内最高で、約10分の漢字コーナーも人気だという。
メイヤーさんが漢字を初めて見たのは、来日前の高校生の時。アニメ「ドラ
ゴンボール」の主人公の背中にあった「亀」の1字に引きつけられ、「これは
何なんだろう」と興味を持った。
「偏(へん)」と「旁(つくり)」の組み合わせで様々な意味になることを
知り、「パズルのように面白い」とのめり込んでいった。大学で日本語を専攻
し、2008年に移住した。翻訳業の傍ら、多い時には1日6時間漢字を書き
続け、12年、漢検1級に合格した。