14/05/15 12:11:10.54 0
藤田氏が続ける。
「インタビューがはじまったときから、ストークス氏は日本語の意味を誤解して質問に答えていました。
取材後に彼の誤解を解き、すぐ担当記者にメールでストークス氏の英文の見解も送っています。見解は、
9日に出版社が出したものと同様の内容ですが、8日の共同通信の記事配信がされる前に出しているのです。
取材をした日本人記者は、『まだニュースは配信していません。藤田さんの意向は了解しました』と電話で言明した。
それにもかかわらず、それらをすべて無視して記事を配信させた罪は重い。
これは、著者のストークス氏を陥れたも同然の捏造報道だ」
問題となっている本書のまえがきには、こんな一文がある。
<いま国際社会で「南京大虐殺がなかった」と言えば、もうその人は相手にされない。ナチスのガス室を否定する人と
同列に扱われることになる。これは厳粛なる事実だ。だから慎重であらねばならない。>
※同4頁から
著者であるヘンリー・S・ストークス氏は、繰り返しこの自らのスタンスを繊細に、かつ旗幟鮮明に述べており、
それでも、「日本が日本の立場で、世界に向けて訴え続けていかなければ、これは歴史的事実として確定してしまう。
日本はこれまで、こうした努力が異常に少なかった」と警鐘を鳴らしている。
今回の共同通信の第一報を受け、中国系メディアは、ここぞとばかりに「日本の翻訳者が『右翼宣伝』」
(Record China)、「誰かの発言のように装って主張するのは卑怯だ」(環球時報)などと報じている。
ここ数年、日々“ジャパン・ディスカウント運動”に精を出すかの国に対し、一矢報いる問題提起としては
うってつけの本であったため、このような騒動になってしまったことが残念でならない。
<取材・文/日刊SPA!取材班>