14/05/15 06:47:29.51 0
和歌山県太地町の「町立くじらの博物館」から外国人という理由で入館を拒まれたとして、
オーストラリア人の女性らが町に約670万円の慰謝料などを求める訴訟を和歌山地裁に起こした。
女性らは「憲法(14条)が禁じる人種差別にあたる」と主張している。
これに対し、昨年9月~今年2月の漁期に「捕鯨反対」の立場の外国人を対象に入館を断ったとする林克紀館長は
朝日新聞の取材に「町の文化、財産、漁業を守るためで、差別の意図はない」と反論している。
訴状によると、女性は太地町で続くイルカ漁に反対している団体のメンバー。2月9日に博物館を訪れた際、
職員から「捕鯨反対の方は入館できません」と英語と日本語で書いた紙を示されたという。
女性らは訴状で「捕鯨への考え方によって公共団体が施設の利用を拒むのは、憲法(19条)の思想・良心の自由も侵害する」とし、
今月13日に提訴したと説明している。
博物館には捕鯨に使う道具や歴史資料などが展示されている。女性は14日、太地町のイルカ漁を撮影した
米国映画「ザ・コーヴ」の出演者らと博物館を訪問。「訴状を渡そうとしたが、拒否された」としている。
ソース:URLリンク(www.asahi.com)