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悪化する日本のイメージ 山内康一2014年05月14日 09:27
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大変残念なことに諸外国の対日イメージが、わずかな間に悪化しつつあるようです。
イメージの悪化は、外交力弱体化に直結し、非常に深刻な問題だと思います。
有名なBBCの世論調査の結果を見ると国際社会における日本のイメージは、2012年から2013年の間に悪化しています。
日本が世界に与える影響が肯定的か否定的か、という質問に対する回答を見てみます。
2012年 肯定的58% 否定的21%
2013年 肯定的51% 否定的27%
1年間で下がっているのは明らかです。その原因をきちんと分析した上で対処し、イメージアップに努める必要があります。
民主党政権の終わりから安倍政権にかけて、尖閣問題での日中の対立、従軍慰安婦問題、
麻生副総理のナチス肯定発言等が重なり、対日イメージ悪化につながったのでしょう。
侵略戦争を否定したり、ナチスを肯定したり、従軍慰安婦問題を全面的に否定したりすれば、国際社会ではネオナチ同様の扱いを受けます。
そういう現実を認識していない政治家が多く、日本の国益を大きく損なっています。
ネット右翼的な言動をリアルな世界ですれば、国際的な世論戦で袋叩きにあってしまいます。
書店では「日本は世界で愛されている」的な本が売れている様子ですが、怖いことです。
こういう自己満足が他国への配慮の欠如を招き、無神経な発言を呼ぶ背景になっています。
次に各国別の日本の影響への反応を見てみます。主要国を中心にいくつかピックアップします。
【米国】 2012年 肯定的74% 否定的18% 2013年 肯定的66% 否定的20%
【カナダ】 2012年 肯定的72% 否定的18% 2013年 肯定的61% 否定的23%
【英国】 2012年 肯定的70% 否定的17% 2013年 肯定的59% 否定的27%
【ロシア】 2012年 肯定的54% 否定的10% 2013年 肯定的45% 否定的14%
【豪州】 2012年 肯定的65% 否定的23% 2013年 肯定的53% 否定的36%
【インド】 2012年 肯定的44% 否定的11% 2013年 肯定的33% 否定的15%
【中国】 2012年 肯定的16% 否定的63% 2013年 肯定的17% 否定的74%
【韓国】 2012年 肯定的38% 否定的58% 2013年 肯定的21% 否定的67%