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双葉町等を対象にした疫学調査の中間報告で鼻血等が有為に増加
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【必見】熊本学園大学社会福祉学部の中地教授による紀要。18ページから、
双葉町での疫学調査の中間報告について紹介。→「水俣学の視点からみた
福島原発事故と津波による環境汚染」大原社会問題研究所雑誌 No.661/2013年11月
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双葉町,丸森町両地区で,多変量解析において木之本町よりも有意に多かったのは,体がだる
い,頭痛,めまい,目のかすみ,鼻血,吐き気,疲れやすいなどの症状であり,鼻血に関して両地
区とも高いオッズ比を示した(丸森町でオッズ比3.5(95%信頼区間:1.2,10.5),双葉町でオッ
ズ比3.8(95%信頼区間:1.8,8.1))。2011年3月11日以降発症した病気も双葉町では多く,オ
ッズ比3以上では,肥満,うつ病やその他のこころの病気,パーキンソン病,その他の神経の病気,
耳の病気,急性鼻咽頭炎,胃・十二指腸の病気,その他の消化器の病気,その他の皮膚の病気,閉
経期又は閉経後障害,貧血などがある。両地区とも木之本町より多かったのは,その他の消化器系
の病気であった。治療中の病気も,糖尿病,目の病気,高血圧症,歯の病気,肩こりなどの病気に
おいて双葉町で多かった。更に,神経精神的症状を訴える住民が,木之本町に比べ,丸森町・双葉
町において多く見られた。
今回の健康調査による結論は,震災後1年半を経過した2012年11月時点でも様々な症状が双葉
町住民では多く,双葉町・丸森町ともに特に多かったのは鼻血であった。