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非正規職 4市で5割超
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県内44市町村の職員に占める非正規職員の割合(非正規率)は38・7%で前年度より0・1ポイント上昇し、
5割超も4市あることが、茨城労連の2013年度の市町村アンケート結果でわかった。
調査は昨年12月1日現在の数字について尋ね、全市町村から回答を得た。
職員(病院、消防を除く)は3万3174人(前年比449人減)で、
うち正規は2万350人(同294人減)、非正規は1万2824人(同155人減)だった。
非正規率は07年度の調査では29・8%だったが、
今回は牛久、石岡、鹿嶋など17市町村で4割以上を記録。
つくばみらい(53・8%)、土浦(52・6%)、守谷(50・9%)、那珂(50・7%)
の4市は5割を超えた。最も低いのは八千代町(5・0%)だった。
非正規は6か月や1年の有期雇用で継続が制限される場合が多く、
平均時給は一般事務職員が810円、保育士が992円だった。
茨城労連は「低賃金による『官製ワーキングプア』は問題で、待遇改善が求められる」と指摘している。