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■武力攻撃に至らない侵害、いわゆる「グレーゾーン」対処先行 臨時国会で
自民党の石破幹事長は記者会見で、沖縄県の尖閣諸島を巡る不測の事態などに備えるため、
秋の臨時国会では、集団的自衛権の行使容認よりも、いわゆるグレーゾーンに対処するための
法整備を先行させるべきだという考えを示しました。
集団的自衛権の行使容認を巡って、安倍総理大臣が設置した有識者懇談会は、今週後半、
憲法解釈を変更し行使を容認するよう求める報告書を提出することにしており、報告書には、
武力攻撃に至らない侵害、いわゆるグレーゾーンに対処するための法整備の必要性なども
盛り込まれます。(中略)
自民党は12日、党本部で集団的自衛権などを議論する組織の会合を開き、民主党の野田政権で
安全保障政策を担った森本前防衛大臣が講演しました。この中で、森本氏は「沖縄県の尖閣諸島には、
中国があらゆる手段で接近してきており、武力に至らない侵害、いわゆるグレーゾーンに対処するための
法案の成立を優先させ、集団的自衛権に関する法案は、来年のしかるべき時期に成立させるのが望ましい」
と述べ、秋の臨時国会では、グレーゾーンに対処するための法整備を先行させるべきだという考えを
示しました。(後略)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
URLリンク(www3.nhk.or.jp) NHKニュース 5月12日 23時46分 配信
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