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月刊WiLL』6月号に僧侶で作家の玄侑宗久氏が「『除染1ミリシーベルト』の愚」
を寄せている。民主党政権の「置き土産」である「除染1ミリシーベルト」とい
う基準は、無駄な除染作業を延々と繰り返させるだけでなく、町や村の崩壊を
促し住民たちの不幸を拡大してきた。
玄侑氏も同じことを述べているのだが、読みだして驚いたのは次の部分である。
<私は、文部省が全国のモニタリングポストの値を発表しないから、なんとか
調べてみたいと思った。
・・・そこで女房のアイディアで、三春町の「実生プロジェクト」の協力を仰ぎ、
全国のお寺にOSL(光刺激蛍光)線量計を送り、各地の環境放射線量を継続的
に測っていただこうと思い立った。
女房が毎日、全国のお寺に電話をかけまくり、宗派に関係なく、100以上のお
寺が快く協力してくださった>
放射性物質は恐ろしいという感情を掻き立てるような、根っからの脱原発
運動の「調査」はいくらでもあるが、正しい認識をするために、独自に夫婦
の努力でデータを集めたという例は稀だろう。
そして、玄侑氏がまさに予測したように、全国に1ミリシーベルト以上の地域
はいくらでもあることが改めて明らかとなった。
<もし今後も1ミリシーベルトを目指すというなら、私は声を大にして申し
上げなくてはならない。
それなら全国各地に除染の対象地区は無数にありますよ、と>