14/05/12 12:12:35.04 0
憲法前文を貫く精神は、世界が善意と公正さに満ちた国々で構成され、日本さえ悪いことをしなければ、
他の国も対応してくれるという考えだ。我々は憲法で手足を縛って軍備を持たず、二度と悪いことをしませんというのが、
込められたメッセージだと思う。世界でもこんな変な憲法を持つのは我が国だけだ。
「国民の権利及び義務」を規定した第3章も問題だ。個人の権利や自由ばかりが強調され、日本人の価値観とまったく違う。
かつては家庭で「自分勝手なことを言っちゃいけません」と子どもを叱り、育てていた。
子どものしつけがきちんとされなくなったのも、家族の役割を憲法で位置付けていないからだ。
家族の規定があれば、例えば3世代家族の税金を少し安くするとか、家族の役割を重視する政策も打ち出せると思う。
憲法改正はやはり、安倍政権の最大の課題の一つだと思う。今できるのは、改正の緊急度が高い条項から一つずつ見直すことだ。
多くの国民がプロセスに参加できるよう、2年後にも想定される衆参のダブル選挙に合わせ、
憲法改正の国民投票を同時に実施するのがベストだと思う。
むろん憲法を一から書き換えるのが理想だ。しかし、そうするには時期が遅くなりすぎた。
戦後70年近くを経て、現行憲法に従って様々な司法判断もされてきた。今になって憲法を破棄し、一から組み立てるのは難しい。
戦後早々に憲法を改正すればよかったが、当時はできなかった。その負の結果は、きちんと受け止めるしかない。
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★1の日時:2014/05/10(土) 11:38:28.07
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