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橋の銘板７９枚消える １５８０万円被害、窃盗で捜査
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国交省中部地方整備局などは９日、岐阜県大垣、関の両市と養老町で、
東海環状自動車道の橋梁（きょうりょう）の工事名や構造などが刻銘された
銘板７９枚が盗まれたと発表した。大垣署などが窃盗容疑で捜査している。
橋梁を管理している同局や中日本高速道路によると、いずれも合金製（縦約５０センチ、横約８０センチ、厚さ約１センチ）。
市町別では大垣市４９枚、養老町２７枚、関市３枚で、４月２５日から５月７日にかけてなくなっているのが確認された。
銘板はコンクリート製の橋脚などに、ボルトで取り付けられていた。
１枚約２０万円相当で、被害額は計約１５８０万円とみられる。
同局は「なぜ盗まれたかは分からないが、銘板にはいつ橋梁がつくられたかなどが記されており、
適切に管理していくためにとても大切だ」としている。橋の異常を見つけた場合、
岐阜国道事務所へ連絡するよう呼びかけている。