14/05/19 17:42:18.11 0
渋谷・ハチ公像、初代の原型発見…がっしり骨太
戦後、作り直された2代目より足が太いなどの特徴がある。専門家は
「全国的に知られるハチ公像の歴史に迫る貴重な資料だ」と評価。
所有者の家族も「戦火を逃れた大事な像を多くの人に見てほしい」と話している。
渋谷駅前に立つ2代目のハチ公像は顔が少し上を向いているが、
初代の原型は真正面を向いており、足ががっしりと骨太なのが特徴。
区郷土博物館・文学館が4月に本物と確認した。
ハチ公は、飼い主で東京帝大教授の上野英三郎博士(1871~1925)が
急死した後も、同駅で主人の帰りを待ち続ける姿が当時の新聞に取り上げ
られるなどして人々の心を打った。
銅像建立の機運が高まり、照氏が、渋谷にあった自身のアトリエにハチ公を
連れてきて、石こう像を作成した。銅像は1934年(昭和9年)に完成した。
その後、戦況悪化に伴う金属回収で44年に初代の銅像が撤去された。
翌年には空襲で照氏が亡くなり、アトリエや自宅が戦火で焼かれ、原型も
一緒に焼失したと思われていた。
白川さんは戦時中、茨城県の実家に疎開した際にも石こう像を一緒に持って
行くほど大切にしていた。娘の谷内さんにも「照」の署名を指さしながら、
「ここに先生のサインがあるでしょ。これが初代ハチ公の原型で、大事なもの
を頂いた」と語っていたという。
石こう像を受け継いだ谷内さんは昨年秋、士さんの連絡先を調べて石こう像
を見せに行った。その際、士さんは「お前、よく生き残っていたな」と何度も
石こう像の頭をなでたという。
石こう像を調査した区郷土博物館・文学館の松井圭太学芸員(46)は、
「現在のハチ公像が亡き主人を待つ優しげな表情なのに対し、初代の像は、
写実的でリアリズムを追求した照氏らしさが出ている。彫刻家としての親子
の作風の違いも見て取れ、ハチ公の歴史を知る上で非常に貴重な資料だ」
としている。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)