14/05/14 03:00:29.13 yTWWWpBK0
東京都町田市の工場の爆発火災では、建物内にあったマグネシウムが水による消火活動を阻んだ。
駆け付けた消防隊は延焼しないように周辺の建物に放水するしかなかった。
「水をかけると爆発の危険がある。消防隊は直接放水ができない状態」。
消火活動に当たった消防隊員は歯がゆそうな表情で、現場の状況を説明した。
業界団体によると、燃焼中のマグネシウムに水が触れると、水が分解され水素と酸素が発生。爆発を起こしたり、
マグネシウムの燃焼を加速させたりすることがある。このため、水による消火は厳禁だ。
マグネシウムは消防法の危険物にも指定されている。
火災を起こした工場の1階と2階にマグネシウムがあるほか、工場内の広範囲に危険物があることが判明。内部は高温で、
消防隊が突入できない状況だった。
消防隊は工場内の温度が下がるのを待ち、乾燥砂や薬剤を使って、
マグネシウムを覆って空気と遮断するなどして、消火することになる。
マグネシウムを扱う施設での火災では、2012年5月に岐阜県のマグネシウム工場で火災があり、
鎮火まで6日間かかったケースもあった。(2014/05/14-00:43
URLリンク(www.jiji.com)