12/08/08 20:05:37.81 fMikXCrX
外国人に参政権がないのは差別。
雇用で女性である事を理由に応募を断るのも差別。
子供と大人で運賃が違うのも差別。
会員だけ割引を受けられるのも差別。
定義としては、そうなる。
では、なぜ許されるものと、許されざるものに分かれるのか。
その判断基準としてまず第一に挙がるのが、差別/優遇を分ける
属性の性質にあるのではないだろうか。
具体的には、その基準は、生来不変の生物的な属性なのか、それとも
誰でも流動的に変化可能な立場上の属性なのか。
許されざる差別として扱われるのは前者だろう。
雇用において、性別を理由に選別する事は基本的にはできないとされ
ているが、学歴や年齢での差別は許されている。
外国人参政権においても、「日本国籍を持たない者」「黒色人種等、
特定の人種に属する者」、どちらか基準にするかで、その正当性は
劇的に変化するだろう。
性別とは身体の属性なのだが、性別で以って差別する時、差別される
のは精神だ。
へんてこりんな文章を書いてしまったが、要するに差別とは体で感じる
ものではなく、意識で感じ取るものだという事。
体の属性でもって、同じサービスを受けるのに料金が違う。
性的プライバシーを晒す場でもないのに、立ち入りを禁止される。
女性客を呼び込むためと、頭では納得していても、理性がなっとく
しない。
節度の無いやり方ではないのか?公序良俗を汚さないか?そういう道義
上の違和感が、性差別問題の姿ではないかと個人的に思う。
長文失礼。読んだ人ありがと。