05/08/25 21:54:37 Tt1VBKto
心臓の鼓動が止まらない。
「あ…はい、そうですね、えっと…」
まさか私が彼の宿題を手伝うことになるなんて。
嬉しいけど、嬉しいけど…。
「え?顔が赤い…?いえ、これは、その…」
ダメだ。元々私だってそこまで頭が良いわけでもないし。
それに、こういうことはいつも一緒にいる詩織ちゃんに頼めばいいのに。
もう、どうすれば…。…え?今なんて…。
宿題終わらなければいいな…?
本当に彼がそう言ったのかはわからなかったけれど、
「…私も」
と小さく、そして彼に聞こえないように呟いてみた。