05/11/19 22:49:18 mK92VBFx
いや、私は大丈夫だと思うよ。
この前初めて会ったけど、彼優しそうだし。
愛ちゃんに絶対合うって!私が保証しちゃう、ヘヘヘ。
…って、胸なんか揉んでどうしたの?
そ、そりゃ詩織ちゃんや鏡さんに比べたら…だけど、
そういうのが好きな人かもしれないじゃない、彼……ゴメン、慰めにならないよね…。
え、この前目薬差してもらった?それはもう決まりじゃない!
彼、絶対愛ちゃんのこと好きだって!
この際自分からデートに誘って…もう誘った?
んもう、意外にやること早いんだから。
この勢いで一気に…アブブブブブ…シャワーかけるのはいいけど耳に入りそうだったわ…。
でも、愛ちゃん変わったよね。
それだけ彼のことが好きなんだ…ちょっと妬けちゃうな、なんて。
「ムクー。体拭くからコッチ来てー」
私はブルっと体を震わせると尻尾を思い切り振りながらお風呂場から出た。
体を拭かれながら「いつか私よりも彼のことを大事に思うのかな」なんて思ってしまい
少しだけ、本当に少しだけ泣きそうになってしまった。
「ムク、いつも私の話聞いてくれてありがとね」
不意にかけられたその言葉。私は大きく「ワン」と吠えた。
声が震えてたの、ばれてないかしら?
追記:
ムク側の気持ちで書いてみました
思いつきで書くので不定期になってしまって申し訳ナス
ただ、この話。今まで投下した中でも個人的にお気に入りだったりw