14/02/22 02:46:51.16
>>354
吉原の年季明けなんて、奴隷じゃないことの言い訳でしかなくて
ほとんどの女郎はその後、もっと場末の岡場所とかにうつっていく
食べ物や身の回りの物や着物や布団、客が来ない時に自分を買い上げる金などが
借財になるのがほとんどだから
だから普通の女郎は、必至で客を呼び込んで、着物を買わせたり
客がつかない時には馴染み客に手紙を書いたり必死でなんとか金にする
江戸雑学本なんか読んでも、年季明けに借財なしで自由の身になれるのは
ほとんどいなかったことが分かる
せいぜい残りの借財を加勢してくれる男と一緒になるのがほとんど
あさひ太夫は、客からの金を無理に引き出さなくても、
また自身の買い上げなどしなくても
客四人が後ろ盾になっているから問題ないけれど
その分、年季明けは、自分の自由にはならないんだと思う