大西巨人 第七楽章at BOOK
大西巨人 第七楽章 - 暇つぶし2ch670:吾輩は名無しである
14/04/02 14:44:04.45
根本的に快活だった。『精神の氷点』(49年)で表現した憂鬱さと表裏一体の、
ぎりぎりの快活さだった。ローザ・ルクセンブルクが、「人間であるとは、
確固として明朗、かつ晴れやかであることだ」と言っている。この手紙を引いて
大西論を書いた時、大西さんに後でその通りだと言われた。しかし大西さん自身は、
斎藤緑雨が樋口一葉に見いだした、一葉の根本的な憂鬱さのことを考えていた
かもしれない。大西さんは、ローザと一葉のどちらも、ものすごく好きだった。
(談)


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