14/07/17 19:37:04.35 54K8Ij5S
“1000万件余を不正にコピー”で逮捕
7月17日 18時13分
ベネッセコーポレーションの個人情報が大量に流出した問題で、警視庁は、顧客のデータベースの保守管理を担当する外部業者に派遣されていたシステムエンジニアが、
営業秘密に当たる個人情報1000万件余りを名簿業者に売却する目的で不正にコピーしたとして、不正競争防止法違反の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、ベネッセコーポレーションの顧客データベースの保守管理を担当する外部業者に派遣されていたシステムエンジニアで、東京・府中市の元会社員、松崎正臣容疑者(39)です。
警視庁の調べによりますと、松崎容疑者は先月、勤務していたベネッセのグループ会社「シンフォーム」の東京・多摩市にある事業所で、営業秘密に当たる個人情報1019万件余りを名簿業者に売却する目的で貸与されたパソコンにダウンロードしたうえ、
個人のスマートフォンや組み込まれたメモリーカードにコピーしたとして、不正競争防止法違反の疑いが持たれています。
警視庁によりますと、松崎容疑者は調べに対し「間違いない」と大筋で容疑を認めているということです。
逮捕前の事情聴取に対しては「金が欲しかった。1年前から月1~2回くらいの頻度で合わせて15回くらいデータをコピーし、
名簿業者に250万円くらいで売った」と話していたということです。
また、持ち出したとしている個人情報は平成5年1月1日から去年12月31日までに生まれた子どもと、その保護者のもので、
子どもの現在の年齢は0歳から21歳にわたるということです。
警視庁は、松崎容疑者がコピーした大量の個人情報を名簿業者に売却した詳しい動機やいきさつの解明を進める方針です。