01/05/31 18:45
CINEMA CRAFT ENCODER Lite
TMPGEnc
LSX-MPEG Encoder
mpEGG
のデモ版を試してみました。320x240 MPEG1 1152Kbpsでの比較です。
(ソースは640x480 MJPEG 30秒)
また、そのほかの設定はデフォルトの状態で試しました。
まず、mpEGGとCINEMA CRAFT ENCODER Liteは全く同じソフトですね。
インターフェイスもオプションもエンコード時間も同じ。違うのは壁紙とアイコンぐらい。
画質も見た感じ同じでした。
この2つは他の2つに比べて、ボケ味が少なく、シャープな画質だと思いました。
ただそのかわり、輪郭での圧縮ノイズが目立ってしまうようです。
また、ソースはインターレースだったのですが、縮小時に片方のフィールドしか
使われていないようです。
圧縮スピードは速いです。Pen3 1GHzで30秒のソースが45秒ぐらいで圧縮完了しました。
しかしこの2つはVBRに対応しておらず、圧縮パラメータも豊富とはいえません。
次にLSX-MPEG Encoder。ligosのエンコーダは画質がイマイチと評判が悪かったため、
全然期待してなかったのですが試してみてびっくり。意外にもTMPGEncに近い
なかなかの画質です。上の2つに比べるとボケ気味ですが、逆にいうとなめらかで
圧縮ノイズの少ない画像です。TMPGEncで圧縮したものと並べて、拡大してみたり
しましたが、本当に傾向がよく似ています。
圧縮スピードもTMPGEncと同じぐらい(1分30秒ぐらい)遅い!のが難点ですが。
VBRに対応していて、圧縮パラメータもmpEGGに比べれば多いのですが、
やはりTMPGEncには遠く及びません。
結論としてはmpEGGやCINEMA CRAFT ENCODER Liteの圧縮スピードも魅力ですが、
フィルムソースの24fps化、フィールドごとのコマ割を行う60fps化など
特殊な設定をしたり、フィルタや色調調整など綺麗に仕上げるための機能が
揃っているのはやはりTMPGEncです。結局、いつも使っているTMPGEncが私に
とっては一番、という結果になってしまいました。
このままでは面白くないので他のマイナーなエンコーダーも探してみるつもり
ですが、うーん、TMPGEncレベルのソフトエンコーダーってなかなかないもん
なんですね。
長文ですみません。