【加農・榴弾・高射・速射】旧日本軍の火砲を語る20at ARMY
【加農・榴弾・高射・速射】旧日本軍の火砲を語る20 - 暇つぶし2ch435:名無し三等兵
14/09/15 10:02:04.32 IGLb0MLh
ふと最近の五式七糎半戦車砲(長)の話題で気になったのだけれども
URLリンク(ja.wikipedia.org)

①1944~1945年作成と思われる陸軍大学校研究部の資料「試製75粍対TK砲(試製75mm対戦車砲)」
(弾種不明、射撃対象の鋼板不明、鋼板角度不明、野戦砲兵学校に於て1回試射、細部不明)

1種:射距離300m/貫通威力118mm、1種:射距離400m/貫通威力115mm、1種:射距離500m/貫通威力112mm
2種:射距離300~500mの研究未了

②1945年4月陸軍機甲本部『対戦車戦闘の参考(戦車関係)補遺』
(一式徹甲弾、垂直した鋳鋼板への射撃)

射距離100m/貫通威力200mm、射距離400m/貫通威力180mm、射距離650m/貫通威力160mm、
射距離1,000m/貫通威力140mm、射距離1,600m/貫通威力100mm、射距離2,500m/貫通威力60mm

②の射撃対象が鋳鋼板(耐弾効力は圧延合金鋼板より概ね20~25%劣る)であることを考えても
①の砲弾は②と比較して近距離でも貫通力が低く逆に②の一式徹甲弾より遠距離における
貫通威力の減衰が明らかに低い

このことから考えるに一つの仮定として①の砲弾は貫通力は劣るが空気抵抗の低い尖鋭弾ではないのだろうか?
実際に試製十糎対戦車砲(カト砲)の射撃試験では九二式十糎加農砲の九一式尖鋭弾を改修した試製尖鋭弾を使用している

①の射撃試験は野戦砲兵学校に於て1回試射という内容からおそらく1944年だろう
その時点では試製75mm対戦車砲用の一式徹甲弾を用意できなかった、もしくは展示などの単なる試射、
もしくは別の目的のために尖鋭弾を使用した射撃試験だったのではないだろうか

そして①の尖鋭弾は原型砲の四式七糎半高射砲用の三式高射砲尖鋭弾(の流用)ではないのだろうか


上記はあくまで一つの仮定なのであまりツッコミしないで><


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