14/08/02 21:03:44.03 ZJTxoGTc
妙なのが湧いて、少々横道にそれているようですので、平常運航に戻ることを祈りつつ、
既出を承知で小ネタを投下。
第二次大戦前、旧帝国海軍は、イタリアより、魚雷艇を購入。
子の魚雷艇は、海軍の試験では、最高速度48ノットを記録した
(ちなみに帝国海軍艦艇の最高速度だったそうな)
そして、太平洋戦争に突入した我が国は、ソロモン諸島をめぐる戦いで、
アメリカの様な魚雷艇の必要性を痛感。
イタリア艇を参考に、魚雷艇を作ることになった。
で、艇の設計を行う段階で
「ここをこうすればもっと早くなる(はず)」
「ここをこう改良すれば、もっとすごくなる(だろう)」
と、改良した結果。どう頑張っても、最高速が、30ノット出るかどうかの艇が出来上がった。
当然これでは実戦では使えない。さっそく改修に取り掛かる技術者たち。
「ここがいけなかった。」「ここはこうしたらダメだった。」
で、何とか38ノット出るようにしたときには、元としたイタリア艇と、(エンジン以外)
ほとんど同じになっていたのだとか。