14/06/02 12:46:40.27 ce3NXJ8H
>>171
弩級~超弩級艦時代の砲撃戦は10km以上離れて移動している相手にできるだけ多くの弾をできるだけ正確に射てばそのうち一発でも当たるだろうというやり方。
一度に一発しか射てないような艦など役立たず。
「巡洋艦」なら戦艦の砲弾に耐えられる装甲はされてないので相手に撃ち返されたらあっという間に沈む。
またそんな船で必中距離まで接近しようとしても速度にまさる駆逐艦に食われるだけ。
第一次大戦中に高速でバルト海に侵入して搭載した巨砲で沿岸部への艦砲射撃を行うというコンセプトでフューリアス、カレイジャス、グローリアスというハッシュハッシュクルーザーと呼ばれた大型巡洋艦が作られた。
しかし作戦が中止になったら使い道がなくなったので空母に改造されてる。
またイギリス海軍はロードクライブ級モニターに18インチ(45.7cm)砲を1門載せてるけど、これは>>172が書いてるように沿岸砲撃だけに特化した艦なので速度は遅いは装甲はほとんどないわで外洋での艦隊戦には使えない。
このての比較的小型の船体に巨砲を載せた艦について、ごく最近光人社NF文庫から「巨砲艦 世界各国の戦艦にあらざるもの」という本が出てるので興味あるなら読むといい。