13/11/12 00:24:00.03
まあなんというか、「オタク」自体の敷居が下がってる気はする
世間のオタに対する差別感情も昔に比べりゃ天と地の差だ
それ自体は悪いことではないかもしれないが
敷居が下がり、間口は広がり、人口は増え、コンテンツの量は爆発的に増大した
しかしそれがいいことだったかというと必ずしもそうとは言いがたいのではないか
コンテンツの質…は個々人の好み、主観的な事柄であるから言及を避けるにしても、拝金主義的算盤ずくの粗製乱造品、もしくは素人ウケする品は増えたのは確かだ
そしてそれらは往々にしてそれなりの、時にはかなりの売上を叩きだす
そしてよりマニアックな、ディープな、ニッチなものは隅へと追いやられいずれ消えてゆく
また個人的な感想を言うならば、オタク自体の質も下がっているのではないかとも思う
コンテンツの使い捨て的消費もそうだし、敷居が下がるということはそもそも生半可な気持ちで(気色悪い表現だが)「オタク」になれるということだ
要するにファッションオタク、話のきっかけだ
コンテンツへの愛が薄れるのも当然だろう
ハッキリ言うと、敷居が下がるというのはディープなマニアにとって恩恵が少ない、いやむしろマイナスであると言っていい筈だ
一時的には人が増えるし、活気づくだろう
しかしブームのあとに残るのはマイナーコンテンツの死滅したうすっぺらな空間だ
まさに焼畑農業だ
彼らの中からディープなマニアが生まれるという期待も望み薄だろう
資本主義の極北、オタク商業利用主義に踊らされる人々がそうなるとは思えない
まあ何を言っても目を付けられた以上ある程度の被害は諦めるしかなかろう
この程度なら滅びはしない
キモオタの戯言でした