06/03/07 07:51:27
>>973
> そこで結城先生の登場ですよ。
>
> >デザインパターンの目標の1つは、プログラムを再利用可能にすることです。
> >つまり、どうやってプログラムを「部品」として再利用するかを考えているのです。
注意すべきはここでの「部品」,「再利用」という表現ですな。
A, B, C, D, E, F, Gという7つのクラスで構成されたシステムがあったとする。
普通に「部品」というと、例えばCとかDというクラスを思い浮かべ,「再利用」というと
そういったクラスを他のシステムから利用することを想像してしまいがちになる。
しかし、デザパタのいう「部品」、「再利用」は違う。
デザパタでいう「部品」というのは、「Cというクラスから見た場合はA, B, D, E, F, Gと
いう6つのクラス」であり、Cが変更になった時にこれら6つのクラスに影響を与える
ことなく、「このシステム自体から見て6つのクラスを再利用する」ということだ。