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530 名前:YRP常駐from群馬 投稿日:04/10/14 22:16:00
事実、社内の放送設備が故障して3日間演説放送が流れなかった時には生産性が
著しく下がり、デスマーチで疲労した派遣社員たちは床に寝転び始めた。それを
上位会社の体育会兵士達が蹴り起こして、何とか業務を続けていたが、士気は
上がらなかった。3日後に放送設備が直ると、弱まった洗脳効果を元に戻すために
3日間ほど音量を上げていた。
やがてその放送は、朝、昼、夜の1日3回になった。
「軍曹殿。自分が1日にコく回数に匹敵しています。」と上等兵が報コクして
きた。人間性には疑問を感じるが、提督の指導力には不思議な麻薬の味がする
のだった。おそらく、デスマーチによって正常な判断が鈍ったところをうまく
突かれたのであろう。徹夜明けで動けなくなったPG達も、放送の後には夢中に
なってタイピングを始めるのだ。そして、一時的にミスも減るのだ。少なくとも
金以外の何かに目的を見出していたのかもしれない。それが何であったのか、
今になってはうまく思い出せない。