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468 名前:YRP常駐from群馬 投稿日:04/10/13 01:17:21
残業時間が月に200時間をコンスタントに越えて4ヶ月が経とうとした頃だった。
我々の部隊の進捗管理をしていた上位会社の中尉殿が、デバッグルームに空ろな
眼差しで現れた。足取りもおぼつかなく、顔色は土色で、目は深く落ち窪み、
口元は不気味に緩んでいた。
ふらついた足取りで窓際へ近づくと、突然叫んだ。
「F○MAに栄光あれーーーーーーーーー!!!!!!」
パァーーーーーーーン!
拳銃を隠し持っていたのだ。
デスマーチプロジェクトの責任を一身に負わされての行為だったらしい。
俺達は、その場に凍りついた。しかし、数分も経たぬ内に皆敬礼の姿勢を取った。
「中尉殿、ご立派です!」
「これで3人目か」