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Phase7より
スレリンク(prog板)
41 名前:YRP逃亡者(今はコンビニ) 投稿日:04/11/01 23:53:17
[前回までのあらすじ]
俺達は、仕様も知らされずに横須賀の地に送り込まれた。
軍曹(俺)以下、上等兵2名、二等兵3名からなる小隊であった。
俺達が派遣された頃には既に予算が尽きて、人員も多数逃亡して欠乏し、
設備も老朽化している(元から中古設備との噂もあり)状況の中で、
精神論を前面に押し出した開発本部長(通称「インパール提督」)による
強行開発は、その中でも業界最先端の機種を目標に掲げていた。
刀折れ、矢が尽き、一人また一人と戦線を離脱していった。
俺達屈強なブラボー小隊も、終わり無きデスマーチの中でその運命を
免れなかった。
本スレでは、二等兵をすべて失った後の回想録から始めたいと思う。
俺達は、力尽きて職場を去った二等兵の分も含めて、アウトプットを
求められた。
「軍曹殿、まだ我々は戦えます。いつもの調子でいきましょう」
極限状態の中でも無意識に相手の身を案ずる精神が、俺達の小隊の支えでも
あった。
(連続投稿は不評だったので、小出ししていこうと思う)