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763 名前:YRP常駐from群馬 ◆a8bV4TV9Jg 投稿日:04/10/23 18:58:17
上位会社の特攻隊長の仕事はとにかく手荒の一言に尽きる。
俺達の5倍くらいの速さの体内クロックに突き動かされて日々を
過ごしているようで、とにかくせっかちなのだ。部下に仕事を
指示する時には決して単数ではなく複数の内容を指示するのだ。
そして、その部下が任された仕事を必死になって取り組んでいる
そばから次々と場当たり的な仕事を注ぎ込むのだ。
そして、業務がオーバーフローして部下がどれかひとつでも
指示内容を達成できないと、
「やれると言ったじゃないか!」
(お前が恫喝して言わせたんだろーが)
「個々の業務のスケジュール調整はどうなっているんだ?」
(お前のシゴトだろが!)
丸括弧の中は常識の声である。
しかし、その担当者は既に魂が空洞化してしまっているので、その
ような理不尽な指示を受けて挙句に責められても、ただひたすら平
謝りするしかないのだ。特攻隊長は自分の部下がどのような状況に
なっているのか、まるで分かっていなかった。彼は即刻入院させる
べき状態なのだが、特攻隊長は更に更に、そして更に仕事を集めて
きて彼に注ぎ続けるのだった。