06/05/03 17:47:16 .net
僕は、学校では、あまり目立たないほうだった。クラスの連中とは、ほとんど話さななかったし、
ただ毎日登校して、下校する、そんな毎日を繰り返してた。部活もやっていなかった。
母さんは、僕がまだ小さい頃に家を出て行ったらしい。気づくと僕は、父さんと2人暮らしだった。
そんな僕の、いちばんの楽しみは、インターネットだった。
僕は、インターネットでは、誰とでもすぐに会話することができた。
今日も学校から帰ったら、すぐにパソコンの電源を入れた。
そして、いつものサイトに行き、チャットを開いた。「○○市の高校生専用」というチャットだったけど、
僕はまだ、市内の中学3年だった。といっても、誰にもわからないし平気だった。
チャットは、まだ誰も入っていなかった。
ひとりROMしていたけど、たいして気にもしていなかった。それに、最近では、いつもの事だった。
しばらくすると、常連の「ルン」がやってきた。
《 がち、オヒサ☆ 》 《 ルン、おひさー 》 これがいつもの挨拶だった。
そう、僕のハンドルネームは「がち」。「ルン」は、たぶん高校生だろう。
「ルン」の話すことといったら、彼氏についての相談ばっかだった。間違いなく女だった。
そのうちに「けん」や、「ぷるるん」もやってきて、常連がそろった。
~つづく~