06/07/21 04:48:10 ZJB9nfkp
DOS/V magazine 2006年2月号
「最新シングルテレビチューナーカード7製品を比較する」より
プロの客観的レビュー
映像品質の面では、カノープスのMTVX2006HFが視聴時/録画時の両方で良好な結果だった。
視聴はスプリットキャリアチューナーにより高画質で、受信能力という点では文句なし。
録画もNEC製エンコードチップが高性能ぶりを発揮しており、
上位モデルのMTVX-SHF(実勢価格:2万9000円前後)と比べても遜色のない画質だ。(以下略)
同じくスプリットキャリアチューナーを搭載したアイ・オー・データ機器のGV-MVP/GX2も
映像品質は高かった。ただし、エンコードチップの違いが影響して、
低ビットレート時の録画品質でMTVX2006HFと差がついている。(以下略)
思いのほか高画質で驚かされたのが、エスケイネットのMonsterTV VH-Fだ。
本製品はシリコンチューナーを採用しているため、画質は期待していなかったのだが、
実際にテストを行ってみると、受信状態が悪い状況でも好成績を収めている。(以下略)
録画予約を含めたコントロールソフトの操作性については、どの製品も大きな不満はない。
とはいえ、3種類の毛色の違うGUIが選べたり、チューナー設定/録画設定を細かく設定できるなど、
MTVX2006HFのコントロールソフトであるFEATHER2006の出来のよさが光る。
(中略)
バッファローのPC-MV71DX/PCI も、新GUIのPCastTV2の採用により使い勝手が
格段に向上している。(中略) MPEG-4録画への対応も好印象だ。しかし、今回のテストでは
4Mbps未満で正しく録画できないといった不具合が出たため、安定度に不安が残る。
(中略)
以上の結果をまとめると、あらゆるシーンで高品質な視聴/録画ができ、かつGUIの自由度の高い
MTVX2006HFが、今回集めたシングルテレビチューナーカードの最高峰と考えていいだろう。
GV-MVP/GX2も全般に好成績を収めているが、低ビットレートにやや弱く、
あらゆる人に勧められるとはいえない。(以下略)
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