05/09/16 13:20:17 mLKrJrog
>>750
極論言うと、音楽を「ミックス」をしたいならピークを意識するのはやめたほうがいい。
もちろんこの「ミックス」っていうのは音楽的芸術的という意味。
ピークを気にしないで良いように-16とか-20を0VUにしてる。
なのにピークばかり気にしてたらレベルがたがたになる。
何度も書くけど、VUとピークは意味が違う。
VUは聴覚に似たメーター特性。ピークはデジタルクリップを監視するための特性。
そもそもデジタル機器が出てくるまでピークメータなんてほとんど無かった。
ピークを気していると音圧が無くなる。ピーク抑制のため全体が無意味に下がるから。
VUだと平均音量を監視してミックスできるので自然に音圧も上がる。
ただしエンジニアとしては、VUは致命的瞬間的ピークを見逃すのでピークもセットでバランスよく監視。
>VU=Xdbの調整が出来ないDAW(Cubaseなど)+VSTiでの内部完結みたいなのの場合、
>ピークを0VUに合わせる事とデジタルクリップさせない事以外には、
>何か注意すべき点ってあるの?
VUとピークメーターの視覚的な脳内変換をする。
俺の経験上では、(ピーク値) = (VU値) + 7dB 。
楽器の種類で+7dbってのは変わってくるけどこんなもん。
あとピークメーターで常に点灯している部分+3dBがVUという脳内変換もアリ。こっちのほうがオススメかな。
DAWにRECかけている段階でクリップさせないようにするには、リハーサルでクリップしそうなところを
よく注意してみておき本番反映すること。
当たり前のことだけど、それが劣化も無く一番デメリットも無く効果的。
もちろんDAW側だけじゃなくて入力側のヘッドアンプとか、マイクとかの段階で歪まないようにも気をつける。