04/12/19 07:14:38 dpJQftSS
>>224
まず、VLIWとItaniumはかなり違うので、VLIWの話はItaniumには通用しないと思う。
漏れの妄想では、消費電力が大きいのは、省電力にあまり力を入れてないから。
さすがに常に同じ電力を食い続けるなんてことはないんだけど、
アイドル時の消費電力の大きさ(50Wくらいかな)を見るとねぇ・・・。
それから、基本的に物量で押すアーキテクチャになってる。
演算ユニットやレジスタ、表には見えない内部処理の量が、圧倒的に多い。
初代Itaniumのデータシートの表紙には、
"Fifteen execution units"
"massive processing resources"
"large internal resources"
なんて言葉が書かれていた。
あと、論理アドレス54ビット、物理アドレス44ビットというのも、電気を食うのかもしれないね。
CPUって、データを計算する機械というよりも、アドレスを計算する機械だから。
キャッシュを沢山積むのは、大きなプログラムや、データ量の多い処理でも、性能が落ちにくくするため。
IBMのPOWER5シリーズでも、そういう用途のはL3キャッシュが18MBだったりする。
あと、インテルはシェアードバスなので、マルチプロセッサ構成の時に、キャッシュがモノを言う。
Xeonに比べてXeonMPがキャッシュが多いのも、同じ理由と思われ。