04/11/18 00:06:17
DIはある意味ではハシカみたいなもんじゃないかと思います。
思い起こせば、Javaを覚えたてのころは継承を乱用し、
GoF本を読めば(作ってるシステムにとって)意味のないクラスを量産し、
作ってる本人はご満悦ですが、保守する人とかどうしてるんだろう、
と思う今日このごろなコードもかつては作ってしまった気もします。
ハシカやオタフクカゼの困ったところは、「一度かかっておかない」と抗体ができないところ。
新しい設計技法、言語、ツールを知ると使いたくなるというのは
技術者の真っ当な感情だと思いますが、下手に使うとまわりが被害をこうむりますかも。
あと、伝染性がある上に発病期間までに時間があったりすることも。
ちゃんとテストして(使ってみて)、これは行けると踏んでから、
まずはリスクの少ない部分から適用していきましょうと(予防接種)。
生産性と品質に対して何の寄与もしないどころか、
足を引っ張るだけのフレームワークにハメられた僕は
別な何かが見える様になったと思います。