09/08/27 10:27:36 A3+VvREB0
小泉批判=自民党批判とはならないレトリック。
記憶喪失の方が多いので再確認しておくが、
国債を多量に発行したのは小渕内閣、ここから借金地獄が始まる。
小渕が急逝した事を喜んだ人が「密室談合」で次の総裁となった。
最低の支持率だったのは、森内閣。
年功序列で何度も大臣をすげ替えて官僚に全く頭が上がらなかった等、
たったの一年で失政多数。
以前にも書いたが「大きく国策を誤った」のはこの二人。
本来なら(=小泉がいなければ)、自民党はここで潰れるはずだった。
この崩落の危機を救ったのが小泉。
彼は自民支流で、郵政民営化を頑なに主張し続けた、まあ自民党内の変人だ。
小泉が総裁になった経緯は割と今の国政の状況と似ていて「避難所」。
森ボンクラ路線では勝負にならないので、渋々「小泉総裁」が誕生した。
当時の総裁選の対抗馬を思い出せる人が何人ここにいる?
旧自民本流派閥にとって、「小泉総裁」は避難所的性格が極めて強かった訳で、
小泉退任と共に、旧来の自民党体質への逆行が始まるのは当然の成り行きだ。
ここで小泉を叩いている人達は、自民旧守派と同じ主張だと気が付いているだろうか?
何だかんだ言われても、小泉は人質を取り返して郵政も潰した。
与野党両方から「小泉のせいで」と叩かれる割には、支持率はいまだに健在。
小泉の最大の失策は「自民党を延命」させた事だとよく言われるw