08/11/08 03:22:27 X59leljf0
入院治療などで問題となるのは、鏡に「悪い自分」が映し出される場合です。
患者は病院のスタッフという鏡を通して、自分の醜い姿を見ることになる
のです。そして、スタッフという鏡に向かって敵意を露にし、嫌悪感や憎悪を
剥き出しにするのです。こうすることで、自己嫌悪を回避することができる
のです。本来の自己嫌悪というのは、自分の中にある醜い部分を見つめる
ことで発生するのですが、この醜い姿を強引に他人に押しつけて、その
憎まれ役を割り振った人に対して嫌悪感を向けるのです。つまり、
自己嫌悪を、他者嫌悪へとすり替えてしまうのです。