08/11/08 03:19:36 X59leljf0
投影性同一視という防衛機制は、境界例の患者がよく使う防衛機制です。
これはどういう防衛機制かというと、分かりやすい表現で言えば
他人を利用した自己愛や、他人を利用した自己嫌悪ということになります。
つまり、他人を鏡のように使うのです。そして、他人という鏡に映った自分に
向かって、自己愛的な賞賛を投げかけたり、あるいは逆に鏡に映る自分の
醜い姿に向かって、激しい嫌悪感を剥き出しにしたりするのです。
表面的には相手を賞賛したり、憎しみを露にしたりしているように見えるので
すが、実際には相手の人は患者を映す鏡として利用されているだけなのです。