08/04/18 21:44:14 wD7Rrvxv
例えばVistaはウィンドウ移動のレスポンスがXPより明らかに向上している。
これは、アプリのサーフェイスを個々にメモリ上に持つようになったから。
その分メモリ消費は増えるが、アプリを再描画する手間は劇的に減る。
メモリマネージャに関しても、XPは空きメモリがいくら余っていても
更に空きメモリを増やそうとして無駄なページアウトが発生する傾向があった。
その結果、最小化しているアプリや常駐アプリのワーキングセットが縮小されて
レスポンスが低下することがある。
Vistaでは空きメモリがある限りなるべくページアウトを行わないから、
XPのようなレスポンスの低下がない。
要するに、省メモリを優先してレスポンスを犠牲にしたのがXPで、
レスポンスを優先してメモリ消費を犠牲にしたのがVistaだ。
2GBのメモリが当たり前の時代にXPのメモリ管理は少々時代後れな感がある。