09/05/31 07:47:42
>>687
RISCってのは、
・コンパイラを前提にする
・定量的なアプローチ
この2つが命。
かつて昔の最適点で設計されたSPARCは、
バイナリ互換を保ちつつ発展したがゆえに、
いまでは最適点から、だいぶ遠ざかっている。
そんなSPARCを担ぎ上げるからには、
バイナリ互換のために醜悪なまま進んだ
x86を馬鹿にできる立場にはないんだ。
同じ土俵に、自分で下りていったのだから。
x86に追い付かれ、シェアを下から食われるのは、
当然の結果なわけで、自業自得なんですよ。
じゃぁSPARCは、どうすればよかったか。
バイナリ互換を犠牲にしてでも最適点を
追い続けるべきだった。
そうすれば、圧倒的な性能差を維持できた。
よくIntelは製造によるゴリ押しで性能を絞り出しているという批判を目にするけど、
巨大なキャッシュを積むなどの強引なことをやってきたのは、RISC勢だって同じことだ。
とくに、一時期のクロック鈍化・キャッシュ増量のみの時代が、RISCにもあったよね。
ワークステーションとWebサーバの分野でシェアをx86にまるごと持ってかれた
その原因が傲慢にあることを、とっとと反省して、方針を切り換えるべきだね。