09/02/04 17:51:35
>セリフが混ざっているからゴシックとして使えない
Selifが用意されてるのはTerminal表示用のmonospaceだけ。
他は全部Frutiger~Myriad系列のサンセリフ。Frutigerも
もともとはサイン用に開発された可読性重視のフォント。
日本でも、たとえば東京メトロなんかは最近の看板はすべて
和文新ゴ+欧文Frutigerの組み合わせで作ってる。
textbox.jpのネタ帳(旧) :: 060130 :: 東京メトロのサインシステム更新
URLリンク(neta.tbx.jp)
なんで日欧で混植するのかって言ったら、前にも別文脈で
書いたけど、新ゴは欧文グリフのバランスがメチャクチャ
読みにくくてバランス悪いから。その点、M+は1書体で
「和:新ゴ + 欧:Frutiger」という日欧モダンゴシック体の
ベストミックスが実現できて、さらに新ゴの難点である
バランスの悪い一部グリフまで修正されてるんだよ。
フォントについて語ってみたいなら、少しでもいいから
こういうフォントの歴史と運用について敬意を払ってくれ。
さもなければ、この後もずっと恥の上塗りを続けるだけだよ。
ちなみに俺の知ってるプロデザイナーの間でも、徐々に
業務レベルでM+を使う人が出てきてる。新ゴは持ってても
FrutigerやMyriadを全ウェイト揃えてる人は少ないからね。