09/05/07 01:02:48
>>92は俺に言ってる?
例えばスマートポインタを使う場合が最も分かりやすい。
次のようなクラス MyClass があったとする。
class MyClass {
public:
MyClass();
~MyClass();
private:
MyAnotherClass* p;
};
で、MyClass::MyClass() の内部で p = new MyAnotherClass(); などとして、
MyClass::~MyClass() で delete p; しているとする。この場合、MyClass::MyClass() が迂闊に例外を
スローすると、MyClass::~MyClass() が実行されないためにpが解放されない場合があるから、
例外をスローする場合はpの解放がきちんとされるように、注意深くコードを書かなければならない。
ただし、メンバ変数 p をポインタではなくスマートポインタとすると、そのような注意は不要となる。
例えば std::auto_ptr<MyAnotherClass> p; となっていて、MyClass::MyClass() の内部で
p(new MyAnotherClass()); とした場合、たとえMyClass::MyClass()が例外をスローしても
newされたものはちゃんと解放されるから、神経質にならなくて済む。
忘れてはならないのは、スマートポインタのコンストラクタが迂闊に例外をスローしてしまうと、
結局、リソースリークの可能性は消えないということだ。まあ自分でスマートポインタを書いて使うことは
普通の人はないと思うけど、実際 boost::shared_ptr 等はコンストラクタで例外を投げる場合があり、
その場合でもリソースリークが起こらないようにちゃんと配慮されている。