09/04/20 12:54:44
>>500
「Expert F#」と重なる部分も一部あるけど、
ライブラリの使い方や .NET 系としての使い方というよりも
関数型言語としての使い方の解説が多い。
たとえば、memorize を関数型で実現するテクニックはなるほどと思った。
最適化についても、高位のアルゴリズム的なものや、
もっと低位の最適化も一章まるまる割いて解説されてる。
(といっても、わずか24ページだけど)
Managed DirectX (Direct3D) の扱い方も載ってた。
しかも、クラスを作ってメソッドを作ってという
C# などの一般的な作りじゃなくて、
高階関数を連ねていく関数型言語っぽい作り。
シーングラフはバリアント型によるツリー構造のいい実例になってる。
ただ、CTP がリリースされる前に執筆した本なので、
今は推奨されていない古い書き方が一部ちらほらある。
(コンパイラが指摘してくれるから、簡単に直せるが)
同じ理由で Units of Measure などの新機能も扱っていない。
また、CTP 以前の文法も全てを網羅しているわけではなく、
例えばアクティブ パターンなどは扱っていない。
それでも、「Foundations of F#」の後に読むには
なかなかいい本になってる。