10/06/04 22:43:30 K2tAUs6+0
>>323
色々と理論があるらしいのですよ。
例えば、画面の上方に配置すると威圧的、逆に下方だと抑圧されている雰囲気、
左から右への流れは、自然に感じられる流れで、右から左への流れは
それに逆らうような流れ。
例えば病室でベッドに横たわる人を映す場合、
フレームの左から画面の下半分にベッドが配置されるような構図で、
カメラがベッドに近づくと弱い印象を与える事が出来るとか、
フレームに入ってくること自体が強いので、フレームに入ってくる時は、
生命維持装置みたいなものにピントを合わせて、
それからカメラが近づくにつれて、ベッドの上にピントを合わせるとか、
理屈から考えられるカメラワークというものがあります。
富野 由悠季 著の
「映像の原則-ビギナーからプロまでのコンテ主義」
という本の中では、主人公登場みたいなシーンは、右上からフレームインする
カメラワークを心がけているというような話が書いてありました。