10/04/15 11:56:59 nY5Y1Roq0
>>361
ちと、リチャードの面白い政策を一つ。
彼はフランスでの戦争中に、ドイツ諸侯に参戦を求めた。始めは無償で。たしか、フランスでかくなるとお前らも困るだろとかそんな理由。
もちろん彼らは拒否。で、もしなんか対価よこすなら参戦すると言ったわけだ。
で、リチャードは金銭で彼らを釣った。これは当時としてはだいぶ際立った行動だったんだ。
というのも、当時はだいたい諸侯には奪った土地を与えるのが礼儀で、金などは傭兵に使う方法だったからで、ドイツ諸侯は名誉を汚されながらも破格の大金だったこともあって参戦。
で、リチャードの軍に入ったはいいが、その約束のお金はもらえなかった。酷いじゃないかと彼らはリチャードに詰め寄るんだが、リチャードは
「もし君らが我が軍団から離れようと言うのなら我が軍団は君達の敵となろう(=支払いを理由に逃げるなら殺す。)」
と、支払いを踏み倒され、無償で戦うことになったとさ。
で、彼らはしぶしぶと従ってたんだが、リチャードが戦死するが否や軍団から逃げ出し、ジョンに今まで滞っていた大金の支払いを要求。
これはもうすでに負担でいっぱいいっぱいな国庫にさらなる負担になったらしい。
リチャードは他にも似たような事ばっかやってて、近代では軍事的才能以外は暴君てな評価も付くようになったわけ。
ついでにジョンは良君にもなれたが、軍事的失敗が大きすぎた、それに先代と先々代(アンリも似たような事やってて雪だるま式に借金は増えてた)の借金もでかすぎた。
特にジョンの最大の功績と言われるのは巨大さ故に負担になってたアンジュ帝国を(結果論的にだが)解体し、
(フランスへの併合という)最悪のケースを退け、帝国を英国中心主義へと以降した事だとされてたりする。
リチャードはフランス語しゃべってた時期のほうが長かったわけだし、トンデモ説として『リチャードは英語をしゃべれたのか』って説が出るほどフランス人だった。
とまぁジョンを弁護したわけだが、中世史で戦争が下手なのは致命的だし、彼がある程度悪逆非道だったのは史料から見ても言い逃れできなかったりするわけで(ry
って世界史版でやったほうがいいな、これ。