10/03/21 04:07:38 ZonPp4Ox0
>>55
ひどい寝言だな・・・。
可逆や無圧縮なら、入力から出力までを完全に正しく扱う限り画質は落ちない。
可逆というのは、「入力したデータを完全に復元できる」という意味だし、
無圧縮に至ってはデータをそのまま出力するのだから。
(まあ無圧縮形式もRGBなのかYUVなのかで変わってくるけど・・・)
画質が落ちてるなら、それは入力から出力までのどこかの過程で可逆じゃない処理が入ってしまっているから。
たとえば編集ソフト内でRGB⇔YUVの変換が発生してしまっている場合とか、
出力時に異なる色空間のコーデックを使ってしまった場合とか。
例1:
NiVEで映像を作って、可逆圧縮コーデックであるUtVideoの「ULY2」「ULY0」で圧縮した場合、劣化が発生する。
これはNiVEがRGB32でデータを扱って表示しているのに対し、ULY2やULY0はYUV形式のコーデックなので、
UtVideoが圧縮を行なう際に、NiVEから受け取ったRGBデータをYUVデータに変換するため劣化する。
NiVEから可逆で出力した場合は、UtVideoでもRGB形式の可逆コーデックである
ULRG(RGB24)またはULRA(RGBA)を使う必要がある。
参考:文字を描いたRGB画像をULY0(YUV420)でエンコードした場合の劣化
URLリンク(www1.axfc.net)
例2:
AviutlにRGB形式の映像(NiVEからULRGで出力したものとか)を読み込ませ、
可逆圧縮コーデックであるHuffyuvで圧縮した場合、「コーデックの設定」で、
Huffyuvの「YUY2圧縮する」のチェックをはずしておかないと劣化が発生する。
HuffyuvはRGB形式とYUV422形式の両方をサポートするコーデックであり、
YUV形式でデータを入力した場合はYUV形式で圧縮し、RGBで入力した場合はRGB形式で圧縮する。
(すくなくともデフォルト設定ではそうなっている。)
「YUY2圧縮する」にチェックが入っていると、出力時の処理で
1.内部形式であるYC48という形式からYUY2形式に変換(この時点でRGB→YUY2相当の変換になるので劣化)
2.劣化してしまったYUY2形式のデータをHuffyuvに渡す
3.Huffyuvは受け取ったYUY2形式のデータをそのまま可逆圧縮する
という流れになり、1の時点で元データよりも劣化したデータになる。
「YUY2圧縮する」のチェックを外した場合は、
1.内部形式であるYC48という形式からRGB形式に変換(劣化なし)
2.RGB形式のデータをHuffyuvに渡す
3.Huffyuvは受け取ったRGB形式のデータをそのまま可逆圧縮する
となるので、劣化は発生しない。
参考:RGBデータをULY2(YUV422)やULY0(YUV420)で圧縮した場合の劣化パターン
URLリンク(www1.axfc.net)
とりあえず可逆については可逆圧縮スレのログを見てくることをお勧めする。
映像可逆圧縮総合スレ Part3
スレリンク(avi板)
Aviutlで可逆を扱う場合に注意しないと可逆にならなくなるポイント
スレリンク(avi板:207番)